建築物の設計や工事現場など、かっこよくて高収入を得られる建築関係のお仕事。
建築関係の仕事をしてみたいけど、業種が多くて何が自分に合った仕事なのか不安な人もいるのではないでしょうか。
この記事では建築関係の仕事の種類とどんな働き方があるのかをご説明していきます。
建築関係の仕事にはどんな種類があるの？
建築業とひとことで言っても、その中にはたくさんの仕事があり、細かく分けるとキリがありません。
それでは建築関係とは大きく分けてどのような仕事があるのか分かろやすく説明していきます。
基礎工事
基礎工事は、建物が沈んだり、転倒したり、移動したりしないよう、また、建物自身の重みを地盤にしっかり伝えるための基礎を築きます。
ブルドーザーや油圧ショベル、クレーン、ダンプなどの建設機械を使うこともあります。
建設工事が始まる際の仮囲いや足場の設置から、クレーンで高所に上げられる鉄骨を組む作業が基礎工事に分類されます。
危険な高所を自由に動き回る事から、建築現場の職人の間では「現場の華」とも称されています。
躯体工事
柱、梁（はり）、屋根などの建物の主な構造部分をつくる骨組工事を躯体工事と言います。
代表的な躯体としては「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」が挙げられます。
建造物の強度を支える役割を担っており、とても重要な工事です。
外装工事
外装工事では、屋根工事をはじめ外壁、防水など、建物の外側部分の工事をします。
雨や風から建物を守る壁材の施工や建物を美しく見せるサイディングボード貼り、水の侵入を防ぐ防水加工などがあります。
外壁や屋根は常に外にさらされていて、雨や風、紫外線の影響を強く受けるので、建物を維持し守るためには欠かせないとても重要な仕事です。
設備工事
設備工事は、主に電気設備工事やキッチンやトイレなどの給排水設備工事、ガスの設備工事などをおこないます。
建築と聞くと見た目のデザインが重視されがちですが、水道や照明なども生活する上では欠かせない設備です。
内装工事
内装工事には、建具の設置などをおこなう建具工事や左官工事、塗装工事などの内装仕上げ工事があり、居心地の良い空間を作るために、建物の室内を仕上げる工程です。
内装仕上げだけでも多くの専門分野に分かれ、床仕上工、鋼製下地組立工、ボード張り工などがあります。
さらに店舗の内装工事の場合は電気や水道、ガスなどのライフラインの設備工事も含まれていることもあります。
人気の建設関係の仕事を紹介します
さまざまな仕事がある建築業ですが、その中でも昨今、人気のある建築関係の仕事をいくつかまとめて紹介します。
建築士
建築士は、建物の設計や工事監理をおこなう職業です。
建築士法に定められた国家資格であり、一級建築士・二級建築士・木造建築士にわかれていて、それぞれしっかり勉強し知識を身につけなくては取得が難しいです。
また、建築士の主な業務は、建築物の設計や工事の監理、建築確認の申請などで、新築やリフォームの必要性が定期的に発生するため、建築士は将来的にも需要がある職種ということができるでしょう。
建築施工管理技士
建築工事は、数多くの専門工事から成り立ちます。
それらの専門工事を総合的にまとめる仕事が「施工管理」であり、施工管理をおこなう人物を「施工管理技士」と言います。
施行管理技の仕事内容は、決められた工程内に建物の品質が確保されるように施工の管理することです。
施工管理技士の平均年収は500万円前後と言われていますが、スーパーゼネコンに勤めている施工管理技士は年収1,000万円を超えています。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターの仕事とは、お客様の要望をヒアリングしたうえで、建物内のインテリアについてアドバイスし、総合的にその空間をコーディネートすることです。
ハウスメーカー、リフォーム会社、デザイン事務所などの建築会社から、家具や住宅設備などのメーカーが勤務先となります。
家具や照明などのインテリアを選び、その場の雰囲気に合う快適な空間を生み出す仕事は、他にはない仕事なので人気もあります。
大工
大工は、主に木造建築物の新築・増築・リフォームなどをおこない、外壁や屋根、床、天井の下地を作ります。
大工になるのに特に資格は必要ありませんが、多くの場合「見習い」という立場からスタートすることになり、平均年収は約450万円前後と言われております。
経験を積み、一人親方として独立すればさらに収入もアップします。
外壁工事
建築の工事において外壁工事は必ず必要な工事になります。
外壁工事は塗装工事、サイディング工事、板金工事、などのさまざまな仕事を総称していいます。
特にサイディングは今や日本家屋の7割を占めるほど多く流通している外壁材の一種です。
工場生産ゆえに高品質で均一化された性能とデザインの多様性で多くの住宅に使われているのが特徴です。
サイディング工事とはこのサイディングボードを外壁として住宅の壁に貼る工事のことをいい、始めるために必要な資格はありません。
資格を持っていないまま現場に入る人も多いので、国家資格の建築板金技能士やNYGサイディング施工士といった資格を持っていると有利になり、給料も最初から比較的高い条件で始めることもできます。
また、10代から30代の若い世代の人がサイディング施工士は足りていないのが現状です。
サイディングの事に関する知識や加工する技術は、習得するまでに時間がかかりますが、経験がなくても転職できる仕事です。
まとめ
私たち外間工業では主に神奈川県や千葉県を中心にサイディング専門の外壁工事業者として仕事をおこなっています。
この業界で長く積み重ねたスキルや経験をもとに未経験で始めた方でもすぐに一人前の職人になれる環境がありますので、外壁工事、サイディング工事に興味のある方は採用情報をご確認いただき、お気軽にお問い合わせください。
