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サイディング職人になるにあたって必要な道具とは?費用相場を詳しく解説

サイディングボードと呼ばれる壁材を建物の外壁に貼り合わせていく工事をサイディング工事といいます。

弾性に富んだ樹脂系の目地充填剤であるシーリング(コーキング)を用いて、職人はサイディングボードを繋いでいくのです。

サイディング職人は未経験からでもなれる職業ですが、現場で使う道具などを用意しないといけません。

この記事では、サイディング職人になるために、どのような道具が必要なのか、またその道具の費用相場はいくらくらいなのか、詳しくお伝えします。

 

サイディング職人の服装

サイディング職人の服装について、その特徴をお伝えします。

ニッカポッカ

職人が着ているダボダボしている服をニッカポッカといいます。

ニッカポッカには十分な横幅があるので、作業ズボンがバランサーの役割をしてくれるといわれています。

サイディング職人は高いところで作業をすることもあり、常に気を付けなければいけないのが、風の強さです。

ニッカポッカは生地に余裕があるので、風の強弱がわかるのです。

ニッカポッカは相場としては5,000円程度のものが多いようですが、安いものは2,000円程度でも購入できます。

また、オーダーメイドやブランド品の場合、20,000円を超えるものもあるようです。

季節に対応した作業着もあるので、機能性や予算などを考えて購入するのが良いでしょう。

作業着

職人によっては軽装で作業をしている場合もありますが、基本的には長袖長ズボンでヘルメットを着用します。

ワークマンなどで売っている作業着は耐久性も高く、ポケットなどの機能面も優れているのでおすすめです。

夏はファンがついている作業着やコンプレッションの効いた作業着を着用することで、快適に作業をすることができるでしょう。

 

サイディング職人が使う道具

サイディング工事をする上でどんな道具が必要なのか気になりますよね。

サイディング職人が使う道具と費用相場をまとめました。

丸のこ

サイディング材をカットするのに使います。

木材もすぐに切ることができ、現場にひとつあると便利ですので、ぜひ揃えましょう。

メーカーによって異なりますが、10,000~30,000円程度が費用相場になっています。

インパクトドライバー

サイディング材を固定するのに使います。

現場には必須の道具です。

メーカーや電圧によって金額は変わりますが、15,000~30,000程度が費用相場です。

コンベックス

部材の長さを測るのに使います。

こちらも工事現場には必須の道具です。

ホームセンターなどで1,000円以内で購入できますが、5,000円を超えるコンベックスも存在します。

自分にあったコンベックスを購入することで作業効率は格段に上がりますので、ぜひ見てみてください。

ヘルメット

工事現場では何が起こるかわかりませんので、ヘルメットは常備しておくことをお勧めします。

2,000~4,000円程度が費用相場です。

シーリングガン

サイディング材を接着するのに使います。

安いものなら1,000円もしない道具ですが、サイディング工事ではシーリング材をかなり使いますので、使いやすいシーリングガンを使うことをおすすめします。

メーカーによっては高価ですが電動のシーリングガンもありますので、一度見てみるのもいいでしょう。

水平器

部材の垂直や平行を取るために使います。

1,000~3,000程度が費用相場になります。

 

サイディング職人として活躍するためには

これからサイディング職人になろうと考えている人ができてほしいことは、材料を運べる、必要なものを用意できる、ビスや釘を止めることができるなど、簡単なことです。

寸法が取れる、丸鋸をつかって板を切ることができれば1人で現場に出ることができます。

まずは、道具を使いこなして、基本的な作業ができることが大切になります。

ベテラン職人になるには多くの現場を経験し、いろんな状況に対応できるような知識が必要です。

慣れてくれば、ミスが減ったり、作業スピードも上がりますので、自分の使いやすい道具を使いこなし、仕事を覚えましょう。

 

まとめ

サイディング職人になるために、どのような道具が必要なのか、費用相場などを含めてお伝えしました。

今回紹介した道具のみの場合、80,000円ほどあれば、最低限の道具を揃えることができます。

しかし、工具箱や丸鋸の刃などの細かい消耗品を含めると、100,000~150,000円ほど必要になると考えておくと良いでしょう。

また、会社によっては一部支給してくれる道具もあります。

予算と相談しながら、自分が使いやすい道具を揃え、心地よい環境で仕事をしましょう。