戸建て住宅の建設に関わる職人がたくさんいるのはご存知でしょうか?
新築を建てたことがある人は経験したことがあるかもしれませんが、新築の建設現場では、住宅の進捗に合わせて様々な職人が訪れます。
この記事では、戸建て住宅の外装に関わる職人に焦点を当て、外装屋の仕事について紹介します。
戸建て住宅に関わる職人はたくさんいる
戸建て住宅を建てる際に関わる職人はたくさんいます。
どのように捉えるかにもよりますが、30人以上の職人がいると考えられるほど、戸建て住宅はたくさんの職人が関わっているのです。
大きく分けても、設計、解体、基礎、構造、外装、内装、水道電気、外構など分けることができ、その中にもたくさんの職種があります。
今回は、その中の外構に関わる職人について、どんな仕事をしているのか紹介します。
外装屋の仕事の種類
外装屋の仕事の種類はざっくりと5つに分けることができます。
それぞれ紹介していきます。
サイディング職人
サイディング工事とは、サイディングボードと呼ばれる壁材を建物の外壁に貼り合わせていく工事です。
サイディング工事ではメンテナンスと壁材を新しく取り換える工事が主な業務であり、ひび割れや塗装の剥がれといった劣化症状が見られたら、工事をする必要があります。
サイディングは窯業系・木質系・金属系・樹脂系の4種類があり、一般的な住宅では窯業系のサイディングが使われていることが多く、全体の80%を占めているのです。
左官職人
左官職人とは、建築物の壁や床にモルタルやセメント、土などをコテを使って塗り上げていく職人のことです。
平滑にした後は他の業者がシートやクロス、塗装など仕上げをします。
内装、外装、両方に含まれることがある職人です。
タイル職人の仕事も左官職人が担っていたこともあり、同時にこなす職人もいるようです。
タイル職人
主に浴室や洗面所、トイレなどの水回りに多く使用されるタイルを貼る職人です。
タイルを綺麗に貼るためには、床や壁に貼り付け材であるモルタルや接着剤を綺麗に塗布しなければなりません。
この作業は左官職人の仕事と共通していますが、タイルを切断したり、タイルを規則正しく敷設する技術がタイル職人には求められます。
板金屋
板金と聞くと、車のボディを想像する人が多いと思います。
建築板金という分野があり、板金は住宅の外壁や屋根にも使われているのです。
建築板金は、屋根材や外壁材などの建物の外装に使われる板金と、ダクトや厨房の調理台のように、建物の内装に取り付けるもので分類されます。
外装で使われる建築板金は、建物の耐久性にも影響するため、高度な技術を必要とする工事です。
塗装職人
塗装職人の仕事は、住宅やビルなどの建物へ塗装をする仕事です。
建物の外壁や内壁などへ塗装をし、その材質に合わせて塗料を使い分けます。
作業は主にローラーや刷毛、スプレーを使用して手作業でおこなうことが多い仕事です。
また、外壁の塗装では、ただ見た目を美しくするだけではなく、断熱性の高い塗料を使用して建物内の温度調節や防水加工を施すこともあります。
建物の美観を保ち、劣化を防ぎながら、より長く建築物を利用してもらうことが塗装職人の仕事です。
サイディング職人について詳しく解説
サイディング職人について、給料や仕事内容を解説します。
サイディング工事の職人として働く人の月の収入としては平均200,000円〜450,000円くらいとなっています。
会社によっても異なりますが、外壁工事や足場工事などの給料体系は、1日働いて◯◯円といった日当というシステムになっているところが多いです。
仮に1日の日当が8,000円の人が25日出勤すれば単純に計算で200,000円となりますし、日当18,000円の人であれば450,000円となるわけです。
未経験からこの仕事を始める場合、最初はサイディングボードを運ぶことがメインの仕事となるでしょう。
サイディングボードは重く、最初は技術力よりも力仕事になります。
高いところでの仕事もあるので、まずは体力をつけることを意識しましょう。
まとめ
戸建て住宅の外装に関わる職人に焦点を当て、外装屋の仕事について紹介しました。
私たち外間工業はサイディング専門の施工業者としておもに神奈川県、千葉県を中心に活動しており、現在ともに働く仲間や協力会社様を募集しています。
未経験でも稼げる職人になれるようにサポートできる環境が整っていますので、サイディング工事の仕事に興味がある人はぜひ気軽にお問い合わせください。