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サイディングの貼り方を知ろう!方法や材料について

外壁工事の工事のひとつである、サイディング工事が近年増加しています。

外壁工事を仕事して考えている人にとって、サイディング工事がどのような工事なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では外壁工事のサイディング工事について仕事の流れや貼り方の種類、材料の種類についてお伝えします。

サイディング工事の仕事内容とは

サイディング工事とはサイディングボードと呼ばれる壁材を建物の外壁に貼り合わせていく工事です。

サイディングは窯業系、木質系、金属系、樹脂系の4種類があり、一般的な住宅では窯業系のサイディングが使われていることが多く、全体の75%を占めています。

サイディング工事ではメンテナンスの工事と壁材を新しく取り換える工事が主な業務であり、ひび割れや塗装の剥がれといった劣化症状が見られたら、メンテナンスをする必要があります。

また、劣化が進行している場合には新しくサイディングボードを張り替える工事をしなければなりません。

新しく張り替える工事には、既存の外壁の上から張る重ね張り工事と、サイディングを張り替えてしまう張り替え工事があり、予算や劣化の具合に応じて変わっていきます。

サイディング工事の流れ

サイディング工事の流れは以下のようになります。

足場の設置

はじめにおこなうのが足場の設置です。

高所でも工事ができるように足場を設置していきます。

家の大きさや土地にもよりますが、足場を組むだけで大体丸一日程度かかってしまいます。

既存の外壁の撤去

足場を設置したら次に行うのが、既存の外壁を撤去する作業です。

新しいサイディングを貼るためにすでにある外壁を剥がしていきます。

剥がした外壁の内部の確認

既存の外壁を撤去したら、剥がした外壁の内部をチェックです。

破損していないかどうかの確認をし、実際に破損していた場合はここで補修作業をします。

外壁の内部は普段目に見えないので、このときにしっかり確認するのがポイントです。

新しいサイディングの設置

施工箇所に合ったサイズにカットした新しいサイディングボードの貼り付けです。

このときに一緒にシーリング加工もしますので、継ぎ目から雨や風が侵入するのを防ぎます。

足場の撤去

最後に足場を解体して清掃したら張り替えの工事は完了となります。

サイディングボードの貼り方を説明

サイディングボードの貼り方には直張り工法と通気工法の2種類があります。

それぞれみていきましょう。

直張り工法

直張り工法とは、防水シートの上にサイディングボードを直接張り付ける工法です。

工数が少なく済むのが特徴で、元々一般的な工法であり、多くの住宅で使用されていました。

しかし、この工法は万が一内部に水・湿気が入ると逃げ道がないため、内部に湿気が溜まりやすいという欠点があります。

通気工法

通気工法は防水シートとサイディングの間に「通気胴縁(つうきどうぶち)」という木材を入れ、空気が通る隙間を確保してある工法です。

水分が逃げられるため、内部の構造が劣化しにくく、空気の層ができるため断熱効果が高まるというメリットがあります。

2000年以降、多くのメーカーや工務店が標準工法にしています。

サイディングボードにどんな種類がある?

サイディングボードには窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングの大きく分けて4つの種類があります。

一つずつ特徴を説明していきます。

窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメント質のものと繊維質を混ぜ合わせて作られたサイディングです。

デザインが豊富で、シンプルなものからレンガ風・タイル調・石積み調まで様々なものがあります。

金属系サイディング

金属系サイディングはガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどの鋼板が使用されたサイディングです。

基材となる材料が金属なので、窯業系サイディングに比べて長期間メンテナンスが必要なくなります。

木質系サイディング

木質系サイディングはその名の通り木を材料としたサイディングです。

外壁もおしゃれに、木の温かみを前面に出したいという方にはオススメできるサイディングです。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングはアメリカでは外壁材全体の50%を超えるシェアを誇る外壁材です。

樹脂成型されているので劣化しにくく、塩害や凍害などにも強く耐天候性に優れています。

金属サイディングが増えている

近年、金属系のサイディング材がよく使われるようになっていて、板金工事をおこなう外壁工事が増えてています。

板金工事ではカバー工法という工法が用いられ、既存の外壁はそのままにして新しく外壁材を重ね張りするメンテナンス方法です。

工事費は塗装よりは高いですが張り替えよりは安いのが特徴です。

その場合はサイディング工事の流れの撤去がいらなくなるので、外壁の傷みが内部の構造までいっていないか確認ができれば新しく取り付けるだけで終わります。

まとめ

今回はサイディング工事の仕事内容や、施工に使用する外壁材でありサイディングボードの種類や特徴について説明しました。

サイディング工事は昨今の外壁工事に欠かせない工事で、住宅を建築する際にはほぼ必ず必要になります。

私たち外間工業はサイディング工事専門の工事業者として千葉県、神奈川県を中心に活動しており、高い志を持って共にサイディング工事業者として働く仲間を求めています。

当社の求人に興味がある方や、ご不明な点がある方はまずはお気軽にご相談ください。