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未経験者必見!サイディング工事職人として働くコツ、お教えします

職人の仕事はスキルや資格がないとできないのではないかと考える人も多いのではないでしょうか。

誰しもが経験がなかった時代があり、それは外壁塗装やサイディング工事の仕事でも同じことがいえます。

この記事はサイディング工事の未経験者に対して、サイディング工事の働くコツや注意するべき点などを紹介します。

 

未経験でも働けるの?

サイディングとは、外壁の素材のことであり、サイディング工事とはこの外壁を貼る工事をすることをいいます。

職人の仕事は資格が必要だったり、スキルがないとできないと考える人もいるかもしれませんが、サイディング工事の仕事は未経験から始めることが多い仕事のひとつです。

足場を設置したり、サイディングを運んだり、体を動かす仕事がメインな仕事で、最初は複雑な仕事はありません。

親方や上司の元で仕事を覚えることで少しずつできることが増えていく仕事です。

まずは工事の流れを理解して、徐々に専門の知識を蓄えていけばいいので、資格やスキルなどは最初は心配せずに前向きに取り組みましょう。

稼げる理由、お教えします

新築やリノベーションで、住宅の外装材として窯業系サイディングはかなり普及しました。

サイディング材は現在日本国内の木造住宅のシェア80%を占める外装材です。

改良はされてきていますが、常に雨や風に晒されている外壁はもちろん劣化してしまいます。

家を長持ちさせるためには外壁の塗り直しやサイディングボードの交換が欠かせません。

そのため、サイディング工事はなくなる仕事ではないのです。

また、未経験から始められる仕事ですが、資格やスキルを習得することにより、単価が上がったり、より大きな仕事をすることができます。

独立して一人親方になれば、雇われていたときと比べると、間で抜かれるものがないので収入は上がります。

しっかりと働き、スキルを習得することで、高収入を得ることができる仕事といえるでしょう。

 

未経験者が注意すべきポイント!

まずはじめにサイディング工事とは、サイディングボードと呼ばれる壁材を建物の外壁に貼り合わせていく工事のことを指します。

主な業務内容としてメンテナンスの工事と新しく取り換える工事の2つで、ひび割れや塗装の剥がれといった劣化症状が見られたらメンテナンスを施します。

また、劣化が進行している場合には新しくサイディングボードを張り替える工事をしなければなりません。

新しく張り替える工事は、既存の外壁の上から張る重ね張り工事と、サイディングを張り替えてしまう張り替え工事のふたつがあります。

サイディング工事の説明が済んだところで、続いては未経験者が注意すべきポイントを紹介していきます。

力仕事が主な仕事

サイディング工事は従来のモルタルなどを塗布する塗装工事に比べて、圧倒的に施工期間が短く、施工費用も大幅に抑えることができます。

トラックでサイディングボードを運びますが、トラックからは工事現場まで持ち上げて運ばなければなりません。

サイディングボードは重く、最初は技術力よりも力仕事です。

もしこれから始めようと考えている人は、体を鍛えておくのが良いでしょう。

高いところでの作業がある

外壁工事には屋根の工事もあります。

瓦や、スレートと呼ばれる屋根材の取り付や、新しく屋根を丸ごと全交換する葺き替え(ふきかえ)、破損箇所の修繕が主な工事内容です。

他にも雨樋や、屋根頂上の金属部分などの板金工事をすることもあります。

高いところでの作業は怪我のリスクもあるので注意して作業しましょう。

サイディング仕事の働くコツは?

サイディング仕事の働くコツをまとめました。

細かい作業を積極的におこなう

サイディング工事では、外壁材を決まった寸法に切ったり、壁材や接合部分の継ぎ目を塞ぐコーキングという仕事もあります。

業務は細かい作業も伴い、端から端までくまなく丁寧に加工することが求められるのです。

作業が雑だったり、寸法が合わなかったりすると、仕事は進まずお客様からの信頼も崩れてしまいます。

日頃から細かい作業が得意な人や、丁寧にコツコツ業務をこなすことができる人は、戦力となり重宝されるでしょう。

体調管理をしっかりする

サイディング工事は常に体力を使います。

塗料を塗っている間だけでなく、重たい塗料やサイディングボード、コーキング材を運んだり、足場を何往復もしたりしなければなりません。

高いところでの作業もあり、集中力も使いますので、常に体調がよくないと怪我をしてしまう可能性があります。

職人さんのなかではお酒の強い人が多く、飲み会などによく誘われることがありますが、自分の体調も意識してお付き合いをしましょう。